改善モニタリング委員会を開催しました



2022年12月26日



令和4年度 第2回 改善モニタリング委員会を開催しました

 株式会社みずむすびマネジメントみやぎ(以下、当社)は令和4年11月25日に第2回改善モニタリング委員会を開催しました。本委員会は、当社の事業運営をモニタリングするとともに、第三者目線での技術的検討を行うことで本事業の運営を継続的に改善することを目的として当社が独自に設置した機関です。委員会の場では、当社からこれまでの業務報告や課題に関する報告を行い、各委員と当社役職員の間で活発な議論が交わされました。


【委員会の審議概要】
 1)事業開始以降の当社活動結果に関する審議
 2)セルフモニタリング結果に関する審議
 3)各事業における技術的課題に関する審議


【委員からの主な意見】

・長い事業期間の中で、役職員は入れ替わっていくので、関係者が本事業に込めた想いをどのように継承していくのかが大事である。

・現状維持では県民からの満足は得られにくい。民間に任せる事への抵抗は徐々に無くなってきており、良い事例として情報発信を続けモデルケースとなることが望まれる。

・上水の残留塩素コントロール対応には研究レベルの検討が必要である。今後の管路側の状況変化も踏まえ、AIを活用した他事例等もあるので検討してみてはどうか。

・下水の既存施設の有効活用を踏まえた不明水対策についても、既存施設の能力を確認することにより、明確な案の検討ができる。

・上記に示したような案件(上水・下水)の改善策は本委員会でも、議論や検討を重ねて県へ提案すると良いだろう。

・下水汚泥や処理水には植物の育成に寄与する成分を多数含まれていることから、今後の資源循環の観点からも、下水道資源の肥料活用には是非取り組んでもらいたい。


【委員会の様子】



【改善モニタリング委員 名簿】

委員長  大村 達夫  (東北大学未来科学技術共同研究センター 名誉教授)
委 員今野 弘(東北工業大学 元学長)
委 員渡部 徹(山形大学農学部食料生命環境学科 農学部副学部長 教授)
委 員市川 学(公益財団法人水道技術研究センター 主幹 浄水技術部長)
委 員藤本 裕之(公益財団法人日本下水道新技術機構 資源循環研究部長)




【本件に関するお問合せ先】

株式会社みずむすびマネジメントみやぎ 技術企画部

電話:022-208-8770

FAX:022-208-8771

e-mail:contact[@]mizumusubi.co.jp

※@に変更してお送りください