改善モニタリング委員会を開催しました



2023年7月31日



令和5年度 第1回 改善モニタリング委員会を開催しました

 株式会社みずむすびマネジメントみやぎ(以下、当社)は、令和5年7月5日に令和5年度第1回改善モニタリング委員会を開催しました。本委員会は、当社の事業運営をモニタリングするとともに、第三者の視点で技術的検討を行い、本事業の運営を継続的に改善することを目的として当社が独自に設置した機関です。委員会では、当社から令和4年度の活動結果や課題等に関する報告を行い、また委員からは上下水道を取り巻く最新のトピック等について情報をいただき、各委員と当社役職員の間で活発な議論が交わされました。


【委員会の審議概要】
 1)令和4年度活動結果に関する審議
 2)令和4年度セルフモニタリング結果に関する審議
 3)各事業における技術的課題に関する審議
 4)上下水道に関する最新のトピックに関する審議


【委員からの主な意見】

・地域を知ることが大切であり、これを通じて県民と繋がっていく。地域の個性に合わせて 連携していくことが重要。
・「みずむすびマネジメントみやぎ」だから出来たことを、もっとアピールしていけば良いのではないか。
・南部山浄水場濃縮汚泥濃度管理目標値逸脱について、着水井で濁度5以下ではフロック形成が難しく発生汚泥の管理目標値の遵守は困難であることは理解できる。今後は発生土含水率のみを目標とするのもいいのではないか。
・仙塩工業用水道大梶浄水場においてpHの管理目標値を遵守するためだけにPACを入れる必要はないと思われる。pHの管理目標値の変更を含め県と協議したらいいのではないか。
・下水道浄化センターにおける省エネルギー運転について、エネルギー使用量を減らしても水質が変わらない運転は可能である。今年の冬に運転方法を変えて、実証してみたら良いのではないか。積極的に新しい技術を導入し、エネルギー使用量を減らしていくべき。
・下水道で発生する汚泥について、コンポスト化の推進も言われているが、肥料利用の方向性について総合的に検討していくことも必要であろう。
・ヒューマンエラーによる事故が数件起こっているが、教育や研修を積み重ねていくしかない。

【委員会の様子】



【改善モニタリング委員 名簿】

委員長  大村 達夫  (東北大学未来科学技術共同研究センター 名誉教授)
委 員今野 弘(東北工業大学 元学長)
委 員渡部 徹(山形大学農学部食料生命環境学科 農学部副学部長 教授)
委 員市川 学(公益財団法人水道技術研究センター 主幹 浄水技術部長)
委 員藤本 裕之(公益財団法人日本下水道新技術機構 資源循環研究部長)




【本件に関するお問合せ先】

株式会社みずむすびマネジメントみやぎ 技術企画部

電話:022-208-8770

FAX:022-208-8771

e-mail:contact[@]mizumusubi.co.jp

※@に変更してお送りください